写真付きの名刺作成を行う際の手順と50枚などの少ない枚数を印刷する際の注意点

社員の名刺を印刷する際、顔写真を名刺に印刷しておくと、名刺交換した相手に顔を覚えてもらう良い手助けになります。顔写真を印刷した名刺というものは一般的で、そういう名刺をもらったことがある人は多いでしょう。

しかしこれを作るとなると案外一筋縄では行きません。顔写真入りの名刺を作る場合の注意点と、外注する場合でも枚数が少ない場合はどうなるかを見て行きます。


名刺データの作成と顔写真の用意

社内で名刺を作る際、デザインから作ることになります。名刺のサイズはA4サイズに10枚敷き詰められるので、WordやExcelかPowerPoint、できればIllustratorでデータを作成します。しかしその作業を行うのが初めての場合はネットにテンプレートがたくさんあるので、それをダウンロードしてきて加工するのが良いでしょう。

顔写真入りのテンプレートも多く出回っており、名刺の特定の位置に顔写真をはめ込むことでデザインは完成します。そこで顔写真をはめ込むのですが、まず社員の顔写真を用意しなければなりません。元から社員証などで使っていてデータがあるのなら良いのですが、ない場合は履歴書をスキャンしたり、本人を呼んで撮影しなければいけなくなります。

これはちょっと考えただけでも大変で、一大作業です。また、履歴書からのスキャンが可能だったとしても、服装が統一されていない場合が多く、本人からしても古かったり、今後使って行く写真に使って欲しくない場合があります。

それを確認したり、統一するかどうか意見の聞き取りをしたりと、やはり面倒な作業が必要です。

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顔写真撮影とそのデータ加工の難しさ

写真を新たに撮影し直すとなると撮影する場所の用意も必要になります。

社員が10人や20人程度ならちょっと集まってもらってどんどん撮ればいいですが、100人を超えていたりすると予定を立てて呼ぶという形にしないと業務に支障が出てしまいます。関連資料-スピード名刺印刷 > デザイン名刺.net

撮影する場所もできるだけ陽射しによって明るさが変わらない部屋が好ましく、陽射しが入ったり、入らなくても蛍光灯が暗めだったりすると撮影に支障が出ます。そして場合によっては撮った写真を確認したいとか、何枚かの中から自分で選ばせて欲しいといった要望も上がって来て、応じているととても手間が掛かります。

撮った写真はデータとして保存し、これを名刺の顔写真として使うのですが、名刺の状態によってはさらに加工が必要になります。それは背景部分で、あまり気にせず棚や窓が写っていた場合は切り抜かなければなりません。

白い壁だったとしても、名刺の紙の色とバランスが合わなければ切り抜く必要があり、ここにまた手間が掛かります。特に髪という、輪郭が曖昧な部分を調整する必要があり、壁などは塗りつぶせるのですが境界線辺りが汚くなってしまった場合は、綺麗に修正しなければなりません。

こういった作業はPhotoshopが向いており、最新のものを持っていれば自動切り抜き機能も優秀なのですが、ない場合は手作業で修正する必要が出てきます。

完成したデータを社内のコピー機で印刷する

顔写真のデータが完成したら、作ってあった名刺データにはめ込みます。ここで写真の拡大率などが人によって違っていると、調整しなければならないので撮影の時は注意が必要です。統一された拡大率で撮っていたとしても、いざ名刺に顔写真をはめ込んでみると女性がやや小さく、男性が大きめに入ってしまいます。

頭の大きさが違うので当然ですが、そこも調整した方が良いでしょう。データは貼り付けるというよりはレイヤーで分けておき、後からでも修正できるようにしておくと便利です。そういった機能がない場合は最初のデータと顔写真データ、合成後のデータを別々に保存しておきましょう。

完成したら印刷機でプリントアウトします。業務用コピー機で使える名刺印刷用の紙が売っているのでそれを利用するのが一般的です。ミシン目が付いていて、印刷後に切り離しが楽になっています。しかしデメリットもあり、ミシン目は動かないのですが業務用コピー機はあまり精密な位置に印刷ができないため、少しズレるだけでその紙が無駄になってしまいます。

初めは普通の紙で試して位置を調整してから、これでOKとなったら専用紙を使って印刷しましょう。

社内での印刷と印刷所に頼んだ場合の品質の違い

業務用コピー機で印刷した名刺は、ミシン目に沿って切り離します。その後、バリが出ているのである程度重ねて机にこすり付け、切断面が綺麗になったら完成です。これで社内作成は完了ですが、印刷所で作ってもらった名刺があるのなら比べてみましょう。

印刷の精度がよく見ると違いが分かる程度には、違うはずです。それはやはり業務用コピー機の解像度の問題で、最大にしても印刷所の専用の機械には及ばないためです。また、切断面も印刷所の断裁機のように綺麗にはいきません。

精度を求めるなら印刷所に頼む必要があります。印刷所に頼むと言っても、データがあるのならネットプリントサービスが利用できます。データを送って紙の種類を選ぶだけで、完成品を送ってくれるサービスです。ネットプリントサービスの場合、顔写真はオプション、またはテンプレートが違っているため、デザインを選んで顔写真は別で添付する形になる場合もあります。

その際は顔写真だけのデータを添付して送れば、テンプレートの顔写真の位置に合わせてはめ込んだものを印刷してくれます。しかしこの場合は各種微調整が利かないため、できるだけ写真の時点で綺麗に整えておく必要があります。

50枚から受け付けてくれるサービスは少ない

ネットプリントサービスに頼む時ですが、印刷会社は枚数が少ないと割高になるということを知っておいた方が良いでしょう。大型の印刷機を使うと一度に大量に効率良く印刷できるのでコストが抑えられますが、少数の場合は小さめの印刷機で少しずつ印刷するため、どうしてもコストが掛かってしまうのです。

そしてそれが印刷代に跳ね返ってくるため、少ない印刷は値段が高くなります。高くなるだけならいいのですが、最低でも100枚からのところが多く、大手のプリントパック、ラクスルは100枚からとなっています。

50枚などの少ない枚数を依頼するならキングプリンターズが50枚から受け付けています。

また、もう少しこぢんまりとしたサービスもネットショップの商品として受け付けているところがあるので、探してみるといいかもしれません。ただし枚数が少ない印刷が割高になっているのは確かなので、状況にもよりますが名刺はなるべく一度にまとめて頼んだ方が良いでしょう。

顔写真を入れるだけで非常に手間が掛かる

顔写真入りの名刺を作るのには思ったより手間が掛かります。なんでもいいから適当に、というならそれなりに簡単ですが、少しでも凝り出すとどこまでも凝れてしまうのが難点と言えるでしょう。枚数についても50枚は難しい数で、基本は100枚からネットプリントサービスは受け付けています。

こういった状況を踏まえた上で、最適な作り方を模索すると良いでしょう。